傾斜の強さ、その向き(上り・下り・横・斜め)、距離、グリーンの速さ。この4つで、パットはどれだけ曲がるのか。物理エンジンが転がりを計算し、本当に狙うべき一点を示します。まっすぐ打つと、入りません。
1カップ=直径10.8cm、ボール=直径4.27cm。「カップ◯個分、外を狙う」が読みの言葉です。
これは一枚の平面グリーンの玩具です。実際のグリーンは二段・スプーン状で、途中で傾斜が変わる「複合ブレイク」も芝目(グレイン)もあります。それでも、ひとつの真実は揺るぎません——傾斜のあるグリーンで、カップを直接狙うのは、ほぼ必ず外れる狙いです。
曲がりは最後の1/3で一気に増える。だから「まっすぐ強く」ではなく、高い側に出して重力に運ばせる。
| 傾斜\距離 | 2m (約7ft) | 4m (約13ft) | 6m (約20ft) | 8m (約26ft) |
|---|---|---|---|---|
| 1%(ゆるい) | 6cm | 14cm | 22cm | 31cm |
| 2%(中) | 12cm | 28cm | 46cm | 64cm |
| 3%(きつい) | 18cm | 44cm | 72cm | 101cm |
| 4%(強烈) | 26cm | 63cm | 103cm | 144cm |
出典・モデル:A.R. Penner "The physics of putting"(Canadian J. Physics, 2002)、R.D. Grober "The Geometry of Putting on a Planar Surface"(2011)の運動方程式に基づく数値積分。摩擦のスティンプ換算は USGA スティンプメーター規格(放球1.83m/s)。曲がりの絶対量は AimPoint(Mark Sweeney)/PuttingZone(Geoff Mangum)/Templeton『Vector Putting』の実測チャート(10ft・2%・Stimp10・真横で約6〜10インチ)に1点較正。上り<下りの非対称、速さ・向きの依存は物理から創発。複合ブレイク・芝目は未モデル化の娯楽用シミュレーターです。