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SIM — 044 / Money × Monte Carlo

一括 vs 積立、
どっちが勝つか。

まとまったお金が手元にある。今すぐ全額を投じる「一括」か、何ヶ月かに分けて買う「ドルコスト平均法」か。安全なのは分けるほう——と思いきや、2000通りで見ると、勝率も平均リターンも一括のほうが上。それでも積立を選ぶ理由は、負ける1/3のほうにあります。勝ち負けの“分布”を、自分の手で確かめてください。

Monte Carlo — 一括 ÷ 積立 の差の分布 / 2000パス / 積立期間の相場で決着 Live Simulation
Amount — 一括で投資できる総額
1,200万円
Split — ドルコストの分割
Market — 相場の想定リターン
一括の勝率
平均の差(一括−積立)
積立が勝つのは
下振れの底(下位5%)

How to Play

  • 標準8%のまま。山はわずかに右(一括側)に寄り、金の面積=一括の勝率は6割強。平均リターンも一括が上です。相場は上がる時のほうが多く、待つほど機会を逃すから
  • 相場を強気11%(株式の歴史的水準)に。勝率は2/3に近づく。逆に慎重5%だと、勝率は五分に近づきます
  • 分割を36ヶ月に。左の裾=積立が大きく勝つ局面が伸びる。長く分けるほど、当たれば大きいが平均では不利。積立の価値は「最悪の底が浅い」ことにあります

勝敗は、積み立てている期間の相場だけで決まります。その後どれだけ持っても、差の“比率”は変わりません。

Model

  • 総額を初日に全額投じる「一括」と、分割期間にわたって毎月ぶんを均等に買う「積立(ドルコスト)」を、2000通りの相場で比べます。月次リターンは対数正規で、年率の期待リターン(算術平均)とばらつきに合わせています。まだ投じていないお金は現金(金利0%)として待機します
  • 相場の想定:慎重5%=σ16%/標準8%=σ16%/強気11%=σ18%(σは1年の値動きの標準偏差)。歴史的な米国株に近い10%前後を置くと、一括の勝率は約2/3になり、定番の研究(一括が約68%の期間で勝つ)と一致します
  • 勝敗が決まるのは、積み立てている期間の中だけ。積立が終われば両者は同じ資産を持つので、その後は同じ倍率で増減し、勝ち負けの比率は固定されます。だからこのシミュに「保有年数」のレバーは要りません
  • 名目・税引前。手数料・信託報酬・税・待機資金の金利は織り込んでいません。一括が勝ちやすいのは相場が上がる前提だからで、上がると決まっているわけではありません

Note

これは投資戦略の性質を体感するための玩具であり、特定の商品や投資判断を勧めるものでも、将来の成果を予測・保証するものでもありません。「一括が有利」は平均の話で、暴落の直前に一括すれば大きく負けます。積立は期待リターンでは劣りますが、高値づかみの後悔と最悪の底を和らげます。

投資の最終判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。運営者情報はこちら