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SIM — 035 / Life & Longevity

親に、あと何回会えるか。

実家に帰るのは、年に2回。親が70歳なら、残りはおよそ39回です。年月ではなく回数で数えると、それは驚くほど少ない。厚生労働省の生命表から復元した生存確率で、これから会える一回一回を、点にして並べます。薄い点は、会えないかもしれない回。——自分の手で、確かめてください。

Meetings Left — 令和5年簡易生命表 / ● 1つ = 1回 Live Simulation
Parent's Age — 親のいまの年齢
70歳
Days — 1回に一緒に過ごす日数
3日
Parent — 生命表
Frequency — 会う頻度
あと何回
一緒にいられる時間
五分五分になる年
年に1回増やすと

How to Play

  • 親の年齢を自分の親に合わせる。年に2回・70歳なら、点はおよそ39個しか並ばない
  • 頻度を「年2回」から「年4回」へ。点の数は倍になる。会える回数を決めているのは、寿命ではなく頻度だと分かる
  • 滞在日数を1日増やしてみる。「一緒にいられる時間」の合計が、月単位で動く

点が薄いのは、その回が来ない可能性を表しています。合計が「あと何回」——濃い点も薄い点も、確率のぶんだけ足し合わせた数です。

Model

  • 生存確率は厚生労働省「令和5年簡易生命表」の平均余命(50〜105歳・男女別)から、恒等式 Tx=lx·ex を用いて生存曲線を1歳刻みで復元したもの。近似モデルではなく公表値そのものの再現です
  • 検証:復元した曲線は公表の平均余命を誤差0.00%で再現し、復元に使っていない公表生存率とも一致(65歳→75歳の生存率 男83.8%/女93.4%、65歳→90歳 男29.1%/女52.3%)
  • 会える回数=各回の生存確率の合計(Σ S)。頻度ぶんだけ等間隔に会うと仮定。「五分五分になる年」は生存確率が50%を切る年
  • いまの死亡率がこの先も続くという前提(期間生命表)。医療の進歩による寿命の伸びは織り込んでいません。健康状態・持病・地域差も考慮していません

Note

これは不安をあおるためのものでも、誰かの余命を予測するものでもありません。統計が示すのは大勢の平均の姿であって、あなたの親の未来ではありません。ここに出る数字が当たることも、外れることもあります。

それでも回数で見ると、時間の残り方が少し違って見えます。電話をかける口実くらいには、なるかもしれません。運営者情報はこちら