Top / 03 — Physics / Sim 018
SIM — 018 / Physics × Philosophy

この世界が、
シミュレーションである確率。

未来の文明が「先祖のシミュレーション」を動かせるなら、シミュレートされた世界の数は、本物の世界よりずっと多いはずだ——哲学者ボストロムの有名な論証です。3つのレバーをあなたの直感に合わせると、この世界が作りものである確率が決まります。最後に、あなたがどの世界にいるかを抽選しましょう。

The Worlds — Which One Are You In? Live Simulation
シミュレーション世界 基底現実
Survive — 文明がシミュを作れる段階まで生き残る確率
10%
Interest — そのうち先祖シミュを動かす文明の割合
10%
Copies — 1文明が動かすシミュレーションの数
1,000
Preset — 有名な立場で設定
Draw your world —
シミュレーション内にいる確率
世界の数(シミュ : 現実)
今回の抽選結果
基底現実を引く確率

How to Play

  • 3つのレバーを自分の直感に合わせて、「あなたの宇宙観での確率」を出す
  • どれだけ控えめに設定しても、確率がなかなか下がらないのはなぜ?
  • 「あなたの世界を抽選する」を、基底現実を引くまで押し続けてみる

確率を0%に近づける方法は2つしかありません。「文明はシミュを作る前に滅びる」か、「作れるのに誰も作らない」か。あなたはどちらに賭けますか。

Model

  • ボストロム(2003)のシミュレーション論証の単純化版
  • シミュ世界の数 S = 生き残る確率 × 動かす割合 × シミュの数。確率 = S ÷(S+1)
  • シミュ内の住人と基底現実の住人を区別できない、という仮定の上に成り立つ
  • 点1つ=世界1つ。あなたはどれか1つの世界に等確率でいる(自己標本仮定)

Note

これは科学的事実ではなく、哲学の思考実験を遊べる形にした玩具です。シミュレーション仮説は検証も反証もされていません。この確率が何%でも、明日の仕事と今夜の食事の価値は変わりません——たぶん。

参考:N. Bostrom "Are You Living in a Computer Simulation?" (2003)